当社は2020年に東京都水道局の業務を一体的に受託することを目的とし、それまで都水道局の業務を請け負ってきた東京水道サービス(技術系業務を担当)とPUC(営業系業務を担当)が合併して誕生した日本最大級の水道トータルサービス会社です。
「125年間培ってきた高度な水道技術を継承し、都民に安全でおいしい水を将来にわたり安定供給すること」をミッションとし、水源林の保全や浄水場の管理、水道管路の整備といった現場業務に加え、お客さま窓口であるコールセンターの運営や水道料金の徴収などのサービス業務、IT及び技術開発など、水道に関するほぼすべての事業を担っています。
東京都の水道技術やインフラは世界に誇れる水準に達しており、1992年からは浄水場へのオゾン処理と生物活性炭吸着処理による高度浄水処理の導入を進め、利根川水系のすべての浄水場で高度浄水処理100%を達成。かび臭さやカルキ臭さの原因となる成分を完全に除去することができています。また、漏水率(浄水場から蛇口に達するまでの間の漏水の割合)を令和4年度現在3.7%に抑えられていますし、離脱防止機能などを強化した水道管への交換も進め、災害に強いまちづくりにも貢献しています。さらに、令和6年能登半島地震では約100人の社員が現地に足を運び、水道インフラの復旧に尽力するなど地域貢献にも努めています。今後はこうした技術やインフラを他地域に官民連携で展開していくことも視野に入れています。
今後20年程度で東京都水道局が担っている業務の大半を当社に移管することが決まっており、当社の経営基盤はより強固なものとなります。単に社員数や業務が拡大するだけでなく、事業の選択と集中を実現することにより、利益も急伸しており、長期的な「成長」と「安定」をお約束できます(※)。処遇・待遇も向上しており、奨学金返済支援制度や多様な休暇制度、家賃の8割補助制度、大手ハウスメーカーと提携した高品質な社員寮の提供など、充実した内容になっていますし、2024年度には社員寮での栄養バランスがとれた食事の提供も始めました。新入社員の皆さんはもちろん、親御さんたちにも安心していただけると思います。また、勤務先が都内に限定されているので、人生設計が立てやすいという利点もあります。
当社が求めているのはプロフェッショナルとして高いコンプライアンス意識を持ち、自ら考え、行動する人材ですが、水道事業には特殊なノウハウが必要になる分、スタートラインは皆さん一緒です。そのため、人材育成にも注力しており、向上心があれば、自ずとプロフェッショナルへの道は拓けるはずです。会社の「成長」と「安定」を体感しながら、首都東京の水道をともに守りましょう。
※出典:「東京水道長期戦略構想2020」

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経営者インタビュー
日本最大級の水道トータルサービス会社として
「成長」と「安定」を保持しながら
東京の水道を支える
東京水道(株)【技術系総合職】
東京都
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代表取締役社長
野田 数さん