「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

金融業界

クレジット・信販・リース・その他金融(リース・レンタル)の業界地図

リース・レンタカー業界ともコロナ禍によって一時的に需要が落ち込んだが、自動車のレンタルでは新しいサービスも登場している。

※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。

リース

オリックス

リースのほか、保険、不動産、空港運営などを展開

芙蓉総合リース

OA機器、不動産リースに強い。医療機器も手掛ける

みずほリース

リース、割賦など法人向け総合金融サービスを展開

JA三井リース

自動車、農機リースのほか、不動産事業なども展開

リコーリース

中小企業向けリースなどに強い。リコーグループ

NECキャピタルソリューション

リース、レンタルのほか、集金代行などを展開

NTT・TCリース

トータルファイナンス企業としてリース・割賦事業展開

レンタカー・カーシェアリング

オリックス自動車

自動車のリース、レンタルに加え、カーシェアも展開

日本カーソリューションズ

自動車リースのほか、法人・個人向けレンタルも展開

トヨタモビリティサービス

リース、レンタルに加え、各種モビリティサービスを展開

パーク24

無人駐車場「タイムズ」を展開。カーシェア事業に注力

ニッポンレンタカーサービス

アプリ予約可能なレンタカーのほか、カーシェアも展開

クレジット・信販・リース・その他金融(リース・レンタル)業界の企業情報

クレジット・信販・リース・その他金融(リース・レンタル)業界の「現在」と「未来」

リース取扱高約14%減。海外展開活発化へ

リースは顧客に代わって製品を購入し、一定期間貸し出すサービス。OA機器が代表的だが、情報通信機器や産業機械など幅広いサービスがある。リース事業協会によると、2020年度の取扱高は前年度比13.9%減の4兆5,910億円となった。コロナ禍により企業の投資意欲が減退。特に主力の情報通信機器や、全体の約5割を占める中小企業が2桁のマイナスとなったことが響いた。今後は成長が見込める海外事業を強化する動きが活発化しそうだ。

レンタカー車両は拡大中。サブスクなどの新サービスも

一方、レンタルはリースよりも貸出期間が短く、レンタカーが代表例だ。全国レンタカー協会によると、2020年3月末の全車種の車両数は92万1,256台と、10年前より2倍以上に増えた。自動車を保有するよりも借りるという需要が増えている。コロナ禍により観光やインバウンド需要は、一時的に激減したものの、公共交通機関を避けた移動需要で回復しつつある。各社ともカーシェアを展開するほか、毎月一定額でクルマを利用できるサブスクリプションサービスなどでさらなる需要拡大を目指す。

データで見る業界のポイント

リース取扱高および民間設備投資に占めるリース比率の推移

リース取扱高および民間設備投資に占めるリース比率の推移
「リース統計」( リース事業協会)2021年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2024の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業については順不同)。なお、売上非公開の企業など、その業界における注目企業を掲載する場合は、五十音順の並びとしています。

    売上高については、2021年9月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。

    出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。

    原稿作成期間は2021年7月1日から10月31日です。

業界地図

ページTOPへ