「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

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アミューズメント・レジャーの業界地図

アミューズメント施設は、アフターコロナで大幅に来場者などを増やしている。ゴルフ場も人気回復が続いている。

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アミューズメント・レジャー業界の「現在」と「未来」

テーマパークの売上高8割増。新規施設開業も続く

アミューズメントやレジャー産業は、テーマパーク・遊園地、ゴルフ場、ゲームセンター、パチンコ・パチスロなどと幅広い。このうち、経済産業省の特定サービス産業動態統計によると、2022年度の遊園地・テーマパークの売上高は、前年度比81.8%増の6,712億円、入場者数は同62.7%増の延べ約6,320万人と、大幅に回復した。新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が終了し、需要が急回復した。大型テーマパークは、新アトラクションを取り入れるなど、来場者を飽きさせない大型設備投資を続ける。

新規施設も次々と登場している。22年11月には愛知県に「ジブリパーク」、23年6月には東京に「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」が開業。今後も、25年に沖縄本島北部、31年には横浜市に大規模テーマパークが開園予定で、集客に寄与しそうだ。

ただ、人手不足と人件費上昇などの課題があり、入場料金の値上げも目立つ。来場者への魅力発信を続けることが求められる。

ゴルフ場の売上高1,000億円超。料金引き下げも寄与

コロナ禍以降、人気が復活しているのがゴルフ場だ。特定サービス産業動態統計によると、22年度のゴルフ場の売上高は、前年度比7.9%増の1,028億円と1,000億円台に回復した。来場者も同2.5%増の延べ1,055万人だ。高額などのイメージからゴルフ人口は減少傾向だったが、利用料金の引き下げに加え、屋外型スポーツとして注目され、若年層の参入が増えているようだ。
 
一方、特定サービス産業動態統計によると、パチンコホールの22年度売上高は同5.5%増の2兆6,373億円と2年連続で増加した。ただ、遊技機の規制強化と遊技人口の減少などにより、事業所数は同25%減の1,147と減少傾向が続いている。

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  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2026の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。
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  • 原稿作成期間は2023年7月1日から10月31日です。

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