日本経済新聞 連動特集 新卒採用広告特集 企業から学生へのメッセージ

経営者インタビュー

成長と挑戦のフィールドを整え
コンサルタントの教育体制を強化
日本のM&A業界を担う人材を生み出す

(株)ストライク【東証プライム市場上場】

(株)ストライク【東証プライム市場上場】

東京都

  • 専門コンサルティング

代表取締役社長

荒井 邦彦さん

人口減で従来の産業の市場規模が縮小し、多くの企業が担い手不足を打開するための業務改革や先進技術の導入、新規事業や市場開拓に乗り出す中、M&Aのニーズはますます高まっています。M&Aとは単なる企業の買収・合併ではなく、独自の技術や強みを持つ企業同士がタッグを組み、単独ではできなかったことにチャレンジする「世界を変えるための仲間づくり」の手段だからです。
当社ではここ数年、そのM&A仲介事業の第一線で活躍するコンサルタントの教育体制の強化に取り組み、2024年から新たな教育・育成プログラムを始めています。企業価値算定や法務、税務、財務、産業分析といった基本を学ぶ研修は以前から実施していたのですが、新体制ではコンサルタント一人ひとりが自主的に参加する付加研修を充実させました。これはテーマを絞ってより専門的な知識を学ぶもので、M&Aの周辺領域も含めた各分野のプロフェッショナルに外部講師として来てもらっています。さらにコンサルタント全員に簿記2級の取得を義務付け、簿記検定の講師による研修も受けられるようにしました。その他、管理部門や広報部門、営業支援部門等、バックオフィスで働く社員への教育体制の拡充も図っているところです。
もちろん、採用活動にも力を入れています。2024年度の新卒採用は17人でしたが、2025年度は36人にまで増え、学生インターンも様々な部署で積極的に受け入れています。そして私自身が率先して学生たちと話す機会をつくり、彼らにストライクのことを知ってもらい、彼らの考えていることや思いに触れるよう努めています。求める人材の資質としてはCOMMUNICATION(人とのコミュニケーションが好きな方)、VITALITY(成長意欲を持ち、努力を積み重ねていける方)、FOOTWORK(自発的に業務に取り組める方)の3つのキーワードを伝えていますが、中でも大事なのがVITALITYです。何しろM&Aコンサルタントが相手にするのは、人生をかけて猛烈に働く起業家や経営者であり、彼らの思いにどこまで寄り添い奮闘できるかが問われます。若い時にそうしたフィールドで鍛えられた経験は着実にその後の成長に繋がるので、ぜひともVITALITY溢れる若者に門を叩いてほしいですね。
これからも、当社では引き続き教育体制の強化に力を注ぎます。できればその中で育ったコンサルタントには当社でキャリアを重ねてほしいですが、当社での経験を生かして起業したり、新たなフィールドに移って活躍する人も当然います。その時、「ストライクが育てたコンサルタントは日本のM&A業界の将来を担う一流の人材だ」と評判になるような会社を目指したい、私は強くそう思っています。

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