世界の半導体市場は拡大傾向。日本は18件の計画を支援
世界半導体市場統計(WSTS)によると、2023年の世界市場は前年比8.2 % 減の5,268億ドルだったが、24年は同16.0%増の6,112億ドル、25年は同12.5%増の6,873億ドルと予測されている。電気自動車や生成AI向けなどがけん引する。
日本市場については、23年が同3.8%増の6兆5,637億円、24年は同4.6 % 増の6兆8,670億円と着実な拡大を予想する。日本の半導体産業は1980年代後半までは世界シェア5割程度だったが、外部委託生産の転換などに遅れたことなどから、現在は10%程度に低下した。
政府は経済安全保障推進法に基づき、技術開発、増産計画などで23年までに18件を認定して支援する。