リース取扱高約2%増。リース比率は低下傾向
リース事業協会によると、2022年度の取扱高は前年度比2.2%増の4兆3,106億円と、3年ぶりに増加した。産業機械や事務機器などが増えたが、主力の情報通信機器が同2.1%減の1兆6,252億円。リースは顧客に代わって製品を購入し、一定期間貸し出すサービス。情報通信機器やOA機器などが代表的だが、民間設備投資に占めるリース投資の比率は4.18%と低下傾向が続く。このため、人口増が続く海外事業や新規事業などを強化する動きが活発化している。一方、経済産業省の特定サービス産業動態統計によると、22年度のレンタル業の売上高は、同0.8%減の1兆8,328億円だった。