2022年の売上高は2年連続増加。食料品の割合高まる
日本百貨店協会によると、2022年の百貨店売上高は前年比13.1%増の4兆9,812億円と、2年連続で増加した。身の回り品が同26.1%増の7,630億円、衣料品が同14.2%増の1兆3,269億円と2桁伸びた。身の回り品の伸長の要因は、美術・宝飾・貴金属が同23.3%増4,526億円と伸びたことだ。食料品も同6.2%増の1兆4,453億円と、衣料品を上回った。ただ、コロナ禍前の19年比では11.1%減と、本格回復には至っていない。全国の店舗数も23年2月時点で182店舗と、前年同期より7店舗減少している。