2022年度の総販売額3年連続増。食品スーパーも堅調
日本チェーンストア協会によると、2022年度の総販売額(会員55社の既存店ベース)は、前年比1.0%増の13兆2,727億円と、3年連続で増加した。主力の食料品が同0.8%減の9兆1,867億円と減少したものの、衣料品が5.7%増、日用雑貨などが同6.4%増と増えた。一方、食品スーパーを中心とする業界団体である全国スーパーマーケット協会など3団体の統計では、22年の総売上高(270社)は同0.5%減の11兆8,059億円と、2年連続で減少した。
コロナ禍による行動制限の緩和により、前年の内食需要の増加の反動が出たが、大きな落ち込みには至っていない。