国内生産は約3.6兆円。輸出比率8割と高い
重電機器とは、発電・送電・配電関連機器に大別され、発電機・モーターなどの回転電気機械、変圧器・電力変換装置などの静止回転機械、配電盤・開閉機器などの開閉制御装置などが主力。日本電機工業会(JEMA)によると、2022年度の重電機器の国内生産額は前年度比6.1%増の3兆6,779億円と、2年連続で増加し、このうち回転・静止・開閉機器が3兆1,870億円と、9割近くを占める。輸出は同6.0%増の2兆9,404億円で、約8割と高い。重電メーカーは、総合電機系と専業に分かれ、高い技術力を示している。