国内生産は約3兆6,000億円。電力会社向けの受注は好調
日本電機工業会によると、2023年度の重電機器の国内生産額は、前年度比1.3%減の3兆6,277億円の見通し。主力の発電用原動機の減少が主因。24年度は0.2%増の3兆6,351億円と横ばいを見込む。ただ、受注生産品(発電機、交流電動機、電力変換装置、変圧器、遮断器、配電装置、制御装置)の受注高は23年度で同4.4%増の2兆122億円と、3年連続で増加した。電力会社向けが過去最高となったためだ。重電メーカーは総合電機系と専業系に分かれ、それぞれの分野で高い技術力を示している。