競争激しいリチウムイオン電池。電子部品は高い国際競争力を誇る
電池工業会によると、2023年の電池販売額は1兆5,381億円。内訳は、1次電池(乾電池)が同1.5%増の1,092億円、2次電池(蓄電池)が同26.0%増の1兆4,289億円。特に車載向けのリチウムイオン電池は同43.4%増の7,795億円と大幅に増えた。同電池は日本で製品化されたが、近年は中国などとの競争が激しく、価格競争が続く。
一方、電子情報技術産業協会によると、23年の電子部品生産額は前年比6.8%減の3兆1,662億円と、高い水準を保っている。