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教えて! 「仕事」と「スポーツ」の関係 教えて!
「仕事」と「スポーツ」の
関係

パフォーマーとしてもキャリアを重ねる

パフォーマーとしてのセカンドキャリアもスタート

パフォーマーの仕事は、メイクアップアーティストの活動を始めた頃に、海外のエージェントからオファーを受けたのがきっかけでした。アスリートなどの高い身体能力を活用した公演やショーを行う文化が日本にはあまりないですよね。だからこそ、自分が続けてきた競技の経験を人に披露するよい機会になると思い、とても興味を持ちました。

荒井さん 写真

しかし、メイクの仕事を始めたばかりでしたし、仕事の状況と渡航などのタイミングを考慮して、そのオファーを受けることをちゅうちょしていました。なにしろリハーサルも含めて半年以上は船上にいなくてはいけないですし、やるとなったら相応の覚悟が必要となるからです。結局声をかけていただいたのに数回断ってしまいました。

しばらくして、日本の先輩から新たにパフォーマーとしてのオファーをいただき、やはりやってみたいという思いがあって受けることにしました。自分が動けるうちはパフォーマーとしても活動し、体力的に難しい時期に差し掛かったらメイクの道を主軸にしようというキャリアプランを私なりに立てました。

自分のペースを保つには「NO」と言えることも大切

実際に船に乗ってみると、マイアミのスタジオで数カ月リハーサルをした後、9カ月もの間、船に乗ることになりました。

ショーの公演時間は夜8時から夜中の12時、それから夕食、シャワーを浴びるとなると寝るのは深夜2時、3時となり、翌朝、目覚めるのは10時過ぎ。

荒井さん 写真

最初の挑戦では、ほとんど準備もせず、勝手も知らないまま乗船してしまい、船内のコミュニケーションで必要な英語もあまり話せないことから、食事や余暇の誘いをうまく断れず、ほかのメンバーのスケジュールに巻き込まれたりして、なかなか生活のリズムを作れず苦しんだ記憶があります。

加えてインターネットもつながらない環境では、ショー以外の時間の過ごし方もうまく見つけられず、ストレスをためてしまったのが一度目の乗船の大きな反省点でした。

二度目の乗船の機会では、前回の教訓を生かして、自分のルーティンの時間を持つ、食事のお誘いがあっても断ることに罪悪感を持たないなど、自分なりのルールを決めて生活のリズムを作ってストレスを抱えずに過ごすことができました。


就活の成功のカギは息抜き

  • 1

    生活リズムを見直して有意義な時間を増やす

    集中できない、朝が起きられないなど自分の中の問題点を探して何が原因なのかを見直す。原因となるものに費やす時間を変更する、もしくはやめるなどして生活サイクルを見直すことで無駄な時間を減らす。

  • 2

    就活以外の時間を確保してメリハリをつける

    四六時中、就活のことを考えると、気持ちも行動も停滞しやすい。就活の準備以外に、自分の好きなことをする時間を意識的に確保することで生活にメリハリが出る。

  • 3

    マイルーティンで気持ちを切り替える

    短時間でもいいので、英会話を勉強する、読書をする、ストレッチをするなど必ず毎日行うルーティンを決めると、気持ちの切り替えがしやすい。

船上では積極的にコミュニケーション

メイクの専門学校に通っている期間に、水泳協会のプロジェクトのためにマルタ島に移住した先輩のところで2カ月ほど生活し、英語の学校に通ってもいました。そうした海外生活の経験もありましたので、乗船前は、海外のパフォーマーとの交流についても、さほど不安を感じてはいませんでした。ただ、考えが甘く、限られた期間の経験だけではなかなか満足のいくコミュニケーションが取れるようにはなりませんでした。

言葉の壁を乗り越えるために、二度目の乗船の際は、できるだけ他の国のパフォーマーの輪に入り、話を聞いて、単語だけでも自分の思いを伝えるように心掛けました。細かいやりとりはできなくても、自分が積極的に輪に入ることで、相手も私の思いを受け入れようと、ゆっくり優しく話してくれたりして、コミュニケーションを取ることができたので、言葉が話せなくても困ることはほとんどありませんでした。

コミュニケーションは自分から積極的に取ることで円滑になることを実感しました。これは船上だけでなく、どんなシチュエーションでも大切なことだと思っています。

面接でアピールできる体育会系の強みとコミュニケーションのポイント

コミュニティーになじめる

クラス、サークル、部活などどんなコミュニティーでも自分から輪に入っていける。

相手の気持ちを読み取ることができる

目の前にいる相手やチームのメンバーなどの気持ちを察することができる。

傾聴して理解を深めるのが得意

相手の話をしっかり聞き、ときに自分からも質問をしながら相手のことをより知ろうと努力できる。


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