広告費は2年連続で過去最高。 インターネット広告の伸びがけん引
広告業は、媒体側から広告枠を買い取って広告主に販売するほか、企業のマーケティングやブランディング支援なども展開する。電通の日本の広告費によると、23年は同3.0%増の7兆3,167億円と、2年連続で過去最高となった。マスコミ4媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)の広告費は同3.4%減の2兆3,161億円と減少。テレビが同3.7%減の1兆7,347億円、新聞が同5.0%減の3,512億円など。これに対し、インターネット広告は同7.8%増の3兆3,330億円と伸び、今後も成長が続くと見られている。
AIやビッグデータなど最新の技術を利用したマーケティング支援なども増えている。ただ、国内市場は人口減などにより高い成長が見込めないため、大手は海外進出を積極化している。