「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

商社業界

商社(商社)の業界地図

特定の商材を中心に扱う専門商社は幅広く、各業種で存在感を発揮している。ただ、事業環境の変化に伴い業界再編も活発だ。

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商社(商社)業界の「現在」と「未来」

規模が大きい鉱物・金属材料など。どの業態もM&Aが活発

経済産業省の商業動態統計によると、2022年の卸売業で規模が大きいのは、鉄鋼や燃料などの鉱物・金属材料(約78兆円)、発電機や家電製品、電子部品などの電気機械器具(約61兆円)、食料・飲料(約57兆円)、医薬品・化粧品(約31兆円)、化学製品(約26兆円)など。専門商社は、総合商社系、メーカー系、独立系に大別される。いずれも商材に対するノウハウや取引先との強固な関係を築き、商社としての機能を発揮している。

ただ、内需の頭打ちやメーカーによる直接販売の増加などにより、M&A(合併・買収)が活発なのもこの業界の特徴だ。

医薬品商社は再編が進む。半導体商社は受託製造も手掛ける

特に業界再編が進んだのが、医薬品商社だ。商品による他社との差別化が難しく、国による薬価引き下げなどもあり収益が悪化。規模拡大を狙い、大手企業による地方の薬局などの買収が相次いだ。日本医薬品卸売業連合会によると、同連合会の会員(本社ベース)は1978年に615社だったが、2023年には70社に減少した。それでも、同連合会によると、会員企業の22年の営業利益率は0.53%と低い。このため、大手企業は化粧品や日用品などに取り扱い品目を拡大するほか、調剤薬局を展開するなど多角化を進める。

鉄鋼商社は、卸売りだけでは利益率が低いため、鉄鋼をコイル状に巻いて納入先のニーズに応じて加工するコイルセンターを持つ。非鉄金属商社は、金属地金と加工商品を扱うが、大手は鉄鋼と非鉄金属の両方を扱うケースが多い。いずれの業態も内需の先行き停滞を見越し、海外市場開拓に積極的だ。

半導体・電子部品商社は、半導体単体だけでなく、半導体にソフトウエアを組み合わせた組み込みシステムや、受託製造など付加価値を付ける事業に力を入れている。

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  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2026の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。
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  • 出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。
  • 原稿作成期間は2023年7月1日から10月31日です。

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