2022年度鉄道旅客輸送は12%増。新幹線の延伸が相次ぐ
国土交通省の鉄道輸送統計によると、2022年度の旅客輸送は前年度比12.0%増の約210億5,000万人と2年連続で増えた。内訳は、JR各社が同11.7%増の約78.8億人、民間鉄道が同12.3%増の約131.7億人と、コロナ禍からの回復傾向が続いている。鉄道貨物輸送は同1.7%減の約3,826万トン。
2022年9月には西九州新幹線(武雄温泉~長崎)、24年3月には金沢~敦賀間の北陸新幹線の延伸など新幹線網の拡充が続き、新たな需要を生みそうだ。