SNSの普及を背景に成長。 市場規模は3兆円以上か
推し活は、アニメ、キャラクター、ゲーム、アイドルなどに限らず、スポーツ選手や動画配信者など、応援したい対象(推し)を支援する活動を指す。SNSの普及や動画視聴プラットフォームの充実などにより、デジタルネイティブ世代(Z世代)を中心に広がっている。例えば、好きなアイドルを応援する場合、ライブやイベントへの参加だけでなく、CDやDVDの購入、アニメやキャラクターの場合はグッズ収集、ゆかりの土地への訪問(聖地巡礼)、動画配信者の場合は投げ銭など、さまざまな応援形態と、それに伴う経済効果が見込める。
消費者庁の2022年版消費者白書では、若者の変わる消費活動として、そのとき、その場所でしか体験できないスポーツやイベントなどで、感動を他の参加者と共有する行動を「トキ消費」と位置づけ、推し活もトキ消費の一種としている。民間調査会社によると、その市場規模は対象範囲によって違いがあるが、1兆~3兆円以上との調査もある。