2024年のロボット生産は減少。農機生産も15%減
日本ロボット工業会によると、24年の生産額(会員+非会員)は前年比12.4%減の7,811億円と、2年連続で減少した。中国経済の停滞などにより、7割以上を占める輸出が同14.8%減の5,963億円と振るわなかったためである。一方、国内出荷額は自動車業界向けロボットなどが増えたことで、同2.9%増の2,289億円と伸びた。同工業会は25年の推移について、アメリカの関税政策という不確定要素はあるものの、受注ベースでは好調なほか、世界の製造工程自動化のニーズは高いことから、生産額は同6.3%増の8,300億円と高い伸びを見込んでいる。
日本農業機械工業会によると、24年の農機生産額は前年比15.3%減の3,890億円と、2年連続で減少した。主力のトラクターが同19.7%減の1,914億円となったことが響いたようだ。一方、トラクターや田植え機などでも自動化やデジタル活用が進んでいる。
経済産業省の生産動態統計によると、24年のエレベーターの生産額は、前年比横ばいの2,257億円、エスカレーターは同6.8%減の220億円。この業界は大手4社で約8割のシェアを持つ。国内の都市再開発やビル設備更新の需要は安定的だ。