データ処理装置を集積。 国内市場は約2.7兆円
データセンター(DC)は、サーバーに収めている情報やデータ通信記録、固定・携帯電話などの通信装置を集積し、運用する施設。自社にサーバーを設置しなくて済み、IT部門がサーバーの運用管理やトラブル対応から解放されるメリットがある。DC側は各種機器の冷却などの空調に加え、災害時や停電時にもシステムの稼働が停止しないよう設備を整えている。DCを利用する際は、自社のサーバーをDCに置くハウジングと呼ばれる方式と、DC事業者のサーバーを借りるホスティングという方式がある。総務省の2025年版情報通信白書によると、25年3月末で国内に222カ所のDCが存在する。世界的に見れば、アメリカが5,426カ所で最大。国内の市場規模は23年で2兆7,361億円だが、28年には5兆812億円と、1.8倍以上に伸びると予測する。このため、DC事業にはITサービス企業だけでなく、住宅メーカーや電力会社など新規参入が相次いでいる。