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貿易事務・海外事務の職種
何をやる仕事?
貿易事務・海外事務は、営業部門と連携しながら、輸出入業務が円滑に行えるようにサポートを行う。この部門を抱える業種は、まず総合商社や専門商社。
また、メーカーや国際物流や船舶・航空会社などでも、自社内に海外担当部署を設けているところが少なくない。
具体的な仕事内容としては、通関業務や関税の申告を行う一方、船便・航空便の手配から、国内運送や保管(倉庫)までも管理する。
さらに、それに伴う支払い、代金回収も担当。クレーム対応までも手掛ける。
海外とのやりとりは頻繁に行われ、自社の海外拠点との連絡はもちろん、現地の代理店や運輸業者、取引先などと、タイミングよく正確な意思疎通を行わなければならない。
どんな能力やスキルが求められるか?
■英会話は基本。相手先の言語において、ビジネスレベルの語学力が要求される。近年は、中国・アジア・中東市場への注目が高まっており、中国語、韓国語などのアジア系言語や、アラビア語が使える人材も求められている。
■入社前に「実用英語技能検定」や「TOEIC(Test of English for International Communication)」など、語学力を示す資格を取っておく方が有利。
■海外の商法、関税などの知識も不可欠となる。入社後は「通関士」の資格取得を目指すつもりで研さんを積む。
■為替の計算をはじめとして、数字の処理が多い。また通関関係を中心に書類への記入も多い。正確にこなす能力が必要。
貿易事務・海外事務の職種の企業情報
※原稿作成期間は2023年12⽉28⽇〜2024年2⽉29⽇です。