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生産・製造技術の職種

何をやる仕事?

「生産・製造技術」の担当者は、自社製品を世の中に送り出すに当たって、大量生産ラインを企画・設計し、各装置の選定・仕様決定、さらに実際の設置、稼働後のメンテナンスまで担当する。

大抵はチームの中で電気、機械、制御(コンピューター)と役割分担をし、共同で仕事を進める。

商品のライフサイクルが短くなり、ニーズの多様化が進む中、小ロット多品種生産に対応するフレキシブルなラインが必要となっている。
それだけに生産・製造技術にかかわるエンジニアは、メーカーの中でもますます大きな存在感を発揮しているのが現状だ。

新製品開発に当たっても、当初から生産・製造技術のスタッフが参加するのが当然となっている。
また、多くのメーカーが生産拠点を海外に移しつつあるので、工場の立ち上げ技術移転、指導などで、海外に行くチャンスも増えている。

どんな能力やスキルが求められるか?

■電気・電子系、機械系出身者が多いが、製品分野によっては化学系や素材系出身者が求められる場合もある。

コストダウン省人化などが重要なテーマ。極めて高度な生産管理のノウハウが要求される。

■専門技術を極めるというよりも、幅広いことに興味を持って、モノづくりの醍醐味を味わいたいという人が向いている。

■開発担当者や工場のスタッフ、ときには資材や営業とも連絡・相談をすることになる。協調性主体性をバランスよく発揮することが大切。

生産・製造技術の職種の企業情報

※原稿作成期間は2022年12⽉28⽇〜2023年2⽉28⽇です。

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