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システムコンサルタントの職種
何をやる仕事?
システムコンサルタントは、企業がシステムを導入する際、専門家としてアドバイスやプランニングを行う。そのシステムが、企業の経営・経理・財務などにかかわる基幹システムの場合は、コンピューターの知識以上に、企業経営の知識が要求される。
また、特定の業務を管理するシステムならば、業務内容についての理解が必要。顧客との綿密な打ち合わせによって要望や課題を洗い出し、それに対するソリューション(解決策)としてのシステムを提案していくのが、仕事の基本となる。
システムエンジニア(それもプロジェクトリーダークラス)としての経験を積んだ後に、システムコンサルタントにキャリアアップするのが一般的。あるいは、営業としていくつものプロジェクトの指揮を執った後、システムコンサルタントとして活躍をするというケースもある。
どんな能力やスキルが求められるか?
■システムについての知識、経営や業務の知識のほか、折衝能力やプレゼンテーション能力がものをいう。
■実際のシステム構築に当たって、ディレクター的な役割を担うことが多い。リーダーシップが必要となる。
■顧客の信頼を得る上で資格はメリットとなる。「システムアーキテクト」、「プロジェクトマネージャ」、「システム監査技術者」といった、情報関連の国家資格(試験実施などの事務作業は独立行政法人情報処理推進機構が行なっている)がある。また、ソフトウエアメーカーが行う認定試験の中では、ERP(統合業務システム)など基幹システムにかかわるものが有利だ。
システムコンサルタントの職種の企業情報
※原稿作成期間は2022年12⽉28⽇〜2023年2⽉28⽇です。